親子でありがちなこと

おはようございます。

今日もブログへの訪問ありがとうございます(^^)

 

親子の関係って難しいですよね?

なんか人に自分の子供のこと褒めるのもおかしいし…

だったら下に見てダメなところを言っていればいいか!

そう思って子供のことをダメ出ししてしまうことありませんか?

 

特にスポーツの現場で見られると思います。

「〇〇くんはスマッシュを打つの上手ですよね!うちの〇〇はまるでダメでスマッシュなんか入る気がしない。どうやったらそんなに上手く打てるの?」

僕が卓球をやっているので例文が卓球のことですが、それぞれ競技に当てはめて見てください。

 

このようなこと言っていませんか?

今回はこのことについて僕の視点で書きたいと思います。

 

あなたは子供に対して

・この子のこのプレーはダメだ

・この子はこれができないからダメだ

・この子の〇〇ダメだと思いません⁇

・この子はストレッチしないからダメなんです

このようにダメダメのオンパレードの攻撃をしていませんか?

 

 

言われている時の子供の顔はどんな表情をしていましたか?

恐怖の感情や怒りの感情が混在しているようななんとも言えない表情ではありませんでしたか?

もし自分が言われたと思って相手の視点に立って考えて見ましょう。

その時の自分はどんな表情をしてしまいますか?

 

笑顔ではないですよね?

 

ダメだしをしてしまう時の親の視点に立ってみたいと思います。

紐解いていくとこんな感情があるのではないかと思います。

・子供に上手くなってほしいという“期待”

・強くなってほしいという“願望”

あと今回は当てはまらないパターンですが、子供に競技をやらせていると

・自分が全国の舞台に行きたい

・自分がなし得なかったことを押し付けている

こんなこともあげられると思います。

 

『期待って何がいけないの?』

という疑問が出てくると思います。

期待するということは、自分の軸に相手を巻き込む行動です。

親の理想と子供の理想にズレが生じているとき、この場合だと親の軸に子供が巻き込まれることになります。

すると、子供の軸が捻じ曲げられます。

その捻じ曲げられた軸は、いつか戻ろうとします。

元の形に戻ろうと反発するわけですね。

“怒り”という感情の誕生です。

 

あと、自分のなし得なかったことを託すというのは“期待”と“支配”ですよね。

『あなたはこうならなければいけない!』

そう言って子供に期待と支配をして自分の軸に巻き込んでいます。

 

こうなっている時の子供の視点に立ってみようと思います。

・親の期待に答えなければいけないというプレッシャー

・期待からくる怒りの感情

・支配からくる恐怖の感情

こんな感じだと思います。

 

誰のためにスポーツをしているのかわかりませんね。

『試合中は集中しているから関係ない』

と思う方もいるでしょうが、日頃からこういう関わり方をしていると、潜在的な意識(無意識)の部分にその感情が埋め込まれます。

 どこかで親の存在が気になってしまうんですよね。

『これ外したら責められるだろうな』

『ここで変なことしたら怒られるだろうな』

と思ってしまうことがあるはずです。

 

これは、親だけでなく指導者の方にも言えることだと思います。

指導者目線ではこの方の記事がわかりやすいと思ったのでこの記事の最後に載せておきます。

 

『子供に成長してほしい』

『子供に頑張ってほしい』

そんな気持ちが根本にあるからこそ、気づかないうちに期待し支配してしまうのだと思います。

 

『〇〇がダメ』とか否定しなくても子供には伝わります。

この否定というのも“親の視点”なんです。

なので“子供の視点”だとそれはいいものとして映っているかもしれないのです。

 

なので否定せずに

『ここはこうした方がよかったんじゃないかな?』

と自分の感想を伝えたうえで

『なんでそういう行動やプレーをしたのか』

を聞くといいのではないかと思います。

 

お互いが苦しくならずにいい関係でいられると今回のように“笑顔が消える”ということはないはずです。

 

あくまでも今回のやりとりに関しての僕の考えなので色々な意見はあると思います。

 

でも、もし少しでも共感できる部分があったのであれば、少しずつ変えていきませんか?

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

絶対指導者政部活動武学籠球 〜上善如水〜 | 武学籠球 〜上善如水〜

↑先程案内した記事になります。

興味があればあなたの“視点”が広がると思いますのでご覧ください。